ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.3.10 12:08日々の出来事

非常事態宣言が出るかもの集団ヒステリー

昨日まで取材と道場で4泊ホテル暮らしが続き、
とてつもなく疲れが溜まっていて、今日は7時間
以上、熟睡してしまった。
これで免疫力、高まった。

起床してテレビをつけたら、モーニングショーで
コロナウィルスの危機を煽っている。
多分、テレビは老人が見てるので、老人は今、すごく
怯えているから、コロナをやれば視聴率がとれるの
だろう。
この番組の「必死感」が、パニックを起こしている
のだが、そこには罪悪感を全然感じないらしいから
呆れる。

コロナのピークは3か月後になるとか、東京で病院
に1日4万人が押し寄せる事態になるとか予想が出る
うちに、これに乗じて、政府が「緊急事態宣言」に
踏み切る可能性も出てきた。

コロナ対策で「特措法」の改正案を政府は出すつもり
のようだが、立憲民主党の枝野幸男がこれに賛成する
らしい。
「外出自粛要請」などの「私権制限」をされるかも
しれず、憲法で保障された「集会の自由」も制限され
るかもしれず、今後の「ゴー宣道場」の開催も危うい。

山尾志桜里氏が枝野幸男に独裁に繋がる法的な欠陥を
指摘して、警告をしているが、枝野は「個」が弱い
から政府の独裁体制を支持してしまうだろう。

もはやコロナの集団ヒステリー状態になっているので、
戒厳令敷いても国民は従うかもしれない。
それほどまでに日本人は個が弱い。

さあ、この面倒くさい状況下で、5月3日の名古屋
開催の「東海ゴー宣道場」は無事に開催できるのか?
その次、6月14日の大阪開催の「関西ゴー宣道場」
は開催できるのか?
3か月後がピークなら、大阪開催まで響くかもしれ
ない。
難しい判断が迫られる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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